小さなボタンから始まった宮惣の大きな夢「ケミカルリサイクル」

南紀熊野の玄関口として栄えてきた田辺市。ここはまた環境に警鐘を鳴らした偉人、南方熊楠ゆかりの地でもあり、その精神を受け継いで環境意識の高い所でもあります。
宮惣はもともとこの田辺市で100年にわたってボタンを製造していますが、その製造過程では「打ち抜きクズ」として材料の半分近くが廃棄物となるため、このクズを再利用できないかと考えて研究したところ、技術の開発に成功しました。



容器包装リサイクル法

一般廃棄物の排出量が年々増大する一方で、技術的に再利用が可能な資源が十分に利用されていない状況から、一般 廃棄物のおおもとを占め、かつ、再生資源としての利用が技術的に可能な容器包装について平成7年「容器包装に係わる分別 収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)」が制定されました。
これにより、消費者は「分別排出」市町村は「分別収集」事業者は「リサイクル(再商品化)」について、さまざまな規定が設けられており、まっさきにその対象品目に指定されたのがPETボトルとガラス瓶でした。



グリーン購入法

地球環境問題が深刻化する中で、環境への負荷が少ない持続的発展が可能な社会をいかに実現するかが世界共通 の課題となっており、そのための取り組みの一つが「グリーン購入法」です。これは、国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律で、平成13年、21世紀の始まりから全面 実施されます。


その取り組みの一つとして、暮らしや経済活動を支えるすべての製品やサービス(容器包装を含む)が環境に対して何らかの負荷を与えているという認識をすべての人が持ち、その負荷を軽減するために積極的に行動することが求められています。


物品を購入する時は本当に必要なものかどうかを十分に検討した上で購入すること、その際も環境に与える負荷ができるだけ少ない製品を優先的に選択しようというもので、これを「グリーン購入」といいます。
もちろん、製品の使用中や使用後も環境に与える影響をできるだけ少なくするように努めなければならないのはいうまでもありません。